音声メモとChatGPTでの効率的な議事録作成フローをまとめた


はじめに

最近、業務効率化のためにAIを活用するシーンが増えています。特に、ChatGPTなどの会話型AIは文章作成や要約に優れており、ブログ記事や議事録づくりに大いに役立ちます。

しかし、会議やインタビューなど長時間の音声を、そのままChatGPTで処理するには制限が多いのも事実。そこで今回は、「iPhoneのボイスメモ」+「文字起こしツール(Nottaなど)」+「ChatGPT」というフローで、効率的に議事録を作成し、そのままブログに落とし込む方法を検証しました。


録音はスマホのボイスメモで簡単スタート

まずは会議や打ち合わせを録音します。私はiPhoneを使っており、「ボイスメモ」アプリを画面スライドですぐに起動できる状態にカスタマイズ。録音を始めるハードルが低いと、思い立ったときにすぐ始められるのがメリットです。

逆に、なんでボイスメモ?最初からchatgptに音声録音すれば良くない?という発想になる方もいらっしゃるかもしれませんが、この音声録音っておそらく音声検索を少しだけ進化させたようなレベルの代物で、500文字とか超えると停止しちゃうんですよね。

ポイント①:スライドで起動 → 記録のし忘れを防止

ポイント②:長時間録音でも比較的安定している


Nottaを使って文字起こし

録音が終わったら、次は文字に変換するステップです。ここで登場するのがNottaというサービス。録音ファイルをアップロードするだけで、テキスト化できるのが特徴です。

なぜNotta?

• iPhoneアプリ/ブラウザ版双方で使えるので、スマホとPCを行き来する作業がスムーズ

• 話者分離機能があり、もし男女の声であればある程度うまく区別してくれる可能性がある

• 機能制限の少ない無料プランや有料プランも用意されている

その他にもOtter.aiなど同様のツールがありますが、英語圏での利用実績が多いため、日本語精度は比較・検証が必要となる場合も。ご自身の環境や用途に合ったツールを選ぶのがベストです。


ChatGPTで議事録→ブログ化

文字起こししたテキストを、ChatGPTに渡して要約や再構成を依頼します。会議の議事録としてまとめてもらうのも良し、そのままブログ記事に落とし込むのも良し。たとえば以下のように、ChatGPTに依頼することが可能です。

1. 「今回の会議を要約して、主要トピックごとに整理して」

2. 「ブログ読者向けに、もう少し柔らかい文章に変えて」

3. 「ツール紹介の部分は箇条書きを使って、読みやすくリライトして」

ChatGPTの強みは、要望に合わせてテンプレートやトーンを調整できること。専門用語が多すぎる場合は噛み砕いて説明させたり、逆に技術的な内容を詳述させたりと柔軟に対応できます。


iOSの標準機能にも期待

今後、iOSのアップデートによっては、標準機能でボイスメモをそのまま日本語文字起こしできる可能性があります。もしiPhone単体で録音から文字起こしまでスムーズに完結できれば、ツールの切り替えやファイル転送の手間がいっそう減るでしょう。

ただし、現時点では日本語対応が限定的とされているので、積極的に活用できるようになるまではNottaやOtter.aiなどの外部サービスを利用し続けるのがおすすめです。


まとめ:フローを確立してストレスフリーに

今回ご紹介したように、**「ボイスメモ」→「文字起こし」→「ChatGPT」→「ブログ化」**という流れを確立しておけば、議事録作成やコンテンツ制作が飛躍的に効率アップします。

録音:iPhoneのボイスメモで素早くスタート

文字起こし:NottaやOtter.aiでテキスト化

まとめ&執筆:ChatGPTで再構成し、議事録やブログに応用

今後の課題

• 話者分離の精度:性別や話し方でどの程度分離が可能か

• iOS日本語文字起こしの正式対応時期と精度

• 長時間録音での使い勝手(分割録音 vs. 一括録音)

一度フローを試してみると、「手動で議事録を起こしていた頃は何だったんだろう…」と思うほどラクになるはずです。ぜひ、AIと音声認識ツールを駆使して、より効率的な情報整理・発信にチャレンジしてみてください!

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この記事を書いた人

自動運転業界で働くビジネスマン。「TOMIMAGA」では、自動運転の最新動向、資産運用、転職戦略などを実体験に基づきシェアしています。

最先端の技術に触れながら日々の学びや気づきを、みなさんと共有できたら嬉しいです!

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