ワールドカップでは惜しくも日本はベスト8を逃してしまいましたね。今年はどこが優勝するのでしょうか。そんなサッカーニュースばかりの昨今ですが、少し前にこんな闘いがあった事をまだ覚えていますでしょうか?
三省堂が主催する2022年今年の新語 大賞です。
リスキリング、ガクチカ、メタバースといった、様々な意識高そうな系ワードを抑えて一位となったのが、タイパ でしたね。
え、大賞は村神様じゃないのか? それワールドカップとワールドベースボールクラシックぐらい違いますよ。そっちは、ユーキャンが主催している日本流行語大賞です。
話を戻しましょう。タイパはちゃんとwikipediaにも登録されています。
タイムパフォーマンス(英:Time Performance)は、かけた時間に対する効果、すなわち「時間対効果」のことである[1]。かけた費用に対する効果(費用対効果)を意味する「コストパフォーマンス」の「コスト」を「タイム」(時間)に置き換えた造語。
娯楽で言えば、映画のネタバレ記事だけ見たり。動画を倍速で見る。なんていう賛否ありそうな事柄がぱっと思いつきますが、もちろんそれだけではありません。
ビジネスマンが日頃から上司に調教されている、時間対効率を上げて業務を行えよ。というのもまさにコレですよね。
wikipediaの脚注欄にも以下のリンクが貼られていました。
^ a b 情シスリーダーのための時間管理術10 仕事に時間をかけすぎない!タイパを意識しよう – パシフィックネット、2016年10月3日掲載
実際の仕事も同じで、時間をかければかけるほどタイパは低くなってきます。「資料を多く作りすぎ」「細かいところにこだわりすぎ」という状況がそうで、「心配性」や悪い意味での「完璧主義」といえます。
確かに仕事を効率良く終わらせることは大事かもしれません。しかしこれは会社視点ですね。
僕も会社の経営者たちに騙されて、こんな記事まで書いてしまっています。ksk
本記事の趣旨である、実際のサラリーマンがタイパを上げる方法は違います。サラリーマンにとってのパフォーマンスは仕事量ではなく、お金です。ここを会社に毒されて忘れてしまってはいけません。
こういう視点で考えると仕事はダラダラやって残業代で稼ぐ。まずはこれが1つめのタイパを上げる方法です。働いてる時間は長くなるけどなんで?と思われるかもしれませんが、理由は簡単です。残業代は通常の賃金より高いからです。
労働の種類 | 賃金割増率 |
---|---|
時間外労働(法定労働時間を超えた場合) | 25%割増 |
当然ですね。
そしてもう1つのタイパを上げる方法は、そもそもの給与を上げる事です。
こちらの記事でも書いた通り、基本給が1万円上げるだけでも20万円弱の年収増加が見込めます。
しかし、昇給ごときでは上がる量は微々たるものです。やはり転職はかなり手っ取り早く賃金を上げる事が出来ます。
サラリーマンはいつも、仕事を効率化する事を求められており、これに精を出している人も多いでしょう。しかし大事な事は、本当に自分が効率よく行うべきことはなんなのか?その答えを見失わない事です。
というわけで、僕自身も転職をし、来年から新しい職場で働く事が決まりました。年収は1.4倍になります。タイパを40%上げる事ができたわけです。
皆さんも、本当に上げたいパフォーマンスが何なのか、それをゼロから考えてみると人生が更に良くなるかもしれませんね。
こんなブログをサッカー見ながら書いていたら2時間も経ってしまいました。これはタイパ良いのか悪いのか分からんわ。
やっぱPK強いなクロアチア。 サッカーはPKだけ見るとゴールがいっぱい見られてタイパいいです。
タイパ。 タイパ。 ・・・ そんなもん意識し過ぎたら何も面白くないやろ。
それでは、また。