時給3,000円を手に入れて

どうも、とみです。

去年にこんなブログを書きました。

そこから1年。現職のふっつーの昇給では、時給換算すると昇給額はおよそ100円。あんまり上がらないですが、今回の転職で一気に時給を3,000円までひき上げる事に成功しました。

現職基準で考えると一気に10年分くらいの昇給を達成したわけで、時間的にかなり得をしたなと思います。

まだこれを書いている時点では時給2,000円なわけなんですが、そんな風に考えていると、いま正に働いている時間ですら、逆にもったいないなーとすら感じてしまいます。

ある会社では僕の1時間を3,000円で買い取ってくれるのに、今は2,000円で買われている。いや買い叩かれている。そう考えると、、、最後のタスクをこなしながらも、何やこの時間?と思ったりします。

まぁ、そんなことを言いつつも僕自身の能力としては凄く仕事が出来るわけでもないし、自分自身が経営者で僕のような人材を買うとしたら時給1,000円が関の山ってとこ。今ですらラッキーな感じなんですけどね。

ところで、なぜ僕が転職をしたかったのかと言うと自分自身のキャリアの幅を広げておきたいというのが大きな理由です。年齢を重ねると転職がし辛くなりますが、それまでに幅広いキャリアを経験しておくことで、30代や40代の自分が楽になると考えていたのです。

幅広く知識をつけておけば転職だってし易くなるかもしれないし、いずれは独立できちゃったりするかもしれない。業界を横断して一連の流れを理解する事は必ず後々生きてくる思いませんかね。

ただ最近少し気付いたがありました。それは給与を上げたからと言って必ずしも将来の選択肢が増えるわけでもない。という事です。

例えば時給3,000円、年収700万円を手にしたとして、その後、また時給2,000円そこそこの年収500万円の会社に戻れますか?というと・・・答えはNOな気がするのです。

具体例を挙げるなら僕はディズニーが大好きで、いつかはオリエンタルランドで働いてみたいと思っているのですが、就職四季報によるとオリエンタルランドの平均給与は41歳で589万円です。

ディズニーってダンサーとかもいるから安いのでは?と思ったら大間違いです。これは総合職の平均給与のみで算出されていますので、俗にいうキャストさんの年収は含んでいません。

そこそこの規模の企業だと、昇給額って大体年間20万円ですので、僕の場合は40歳ではふっつーの評価を貰えていれば800万~900万円貰えているはずです。

そこからオリエンタルランドへ転職してしまうと、200万~300万円の年収減となります。耐えられるか? 今は子供もいないので何とも言えませんが、簡単ではないでしょう。

そうなるとやはり行く先は更に給与水準が高い業界。すなわちコンサルか商社の2択なわけですね。金融業界は知見無いから、今までのキャリアでも無理だし。

まだ次の会社に入ってすらいないですが、中長期的なキャリアは常に頭の片隅に置きつつ、目の前の仕事に全力投球してこうと思います。

それでは、また。

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