どうも、とみです。
皆さん、年金納めてますか?多くの方が当たり前のように納めているでしょう。
そのお金、勝手に投資されてるって知ってましたか?その投資先、理解してますか?
今回の記事では年金運用について、投資先の情報なども含めまとめてます。
投資?なにそれ?怖い
日本では、近年様々な税制上のメリットを設けて一般人が投資を行い易い制度を整えてきました。
しかしこれらの政策も空しく、投資をしている人はまだまだ少数派です。日本では1990年のバブル崩壊を経験した人も多く、投資=ギャンブルのイメージが根強いのも問題の一つでしょう。
また、そもそも義務教育課程においても、お金の勉強なんてものはありません。皆さん、先生から決算書の読み方を習いましたか?NISAの税制上のメリットについて、記述式で回答しましたか?さて、問題です。FRBってなんでしょうか?
多くの人が投資について勉強する事も無く大人になります。
しかし、昨今の世界情勢から鑑みると株価上昇に乗り遅れた場合、個人の所得ならず国の運営すら厳しい状況にあります。そして日本はやむなく、皆さんから集めた年金、2001年から投資に使ってます。
普通の人なら、自分が投資を行うならその投資先を理解しようとしますよね?それなら皆さんの税金から支払われる年金の投資先も知っておく事が大切です。
2020年度の結果
そもそも、結果はどうだったんでしょうか?
2020年度の単年度評価としては、驚異の+37.8兆円をたたき出しています。
2020年度の年金運用は、過去最高のおよそ37.8兆円の黒字となった。 公的年金の積立金を運用するGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)は、2020年度の運用結果が、37兆7,986億円の黒字だったと発表した。
FNNプライムオンライン
投資、めっちゃ儲かるやん。
一般人には想像すら出来ない額ですよね。
日本で2020年度に最も利益が出た会社を知ってますか?ソフトバンクグループです。これでも当期純利益は4.9兆円。2位のトヨタ自動車は2.2兆円。3位のソニーで1.1兆円ですので、いかにこの額が大きいか分かるでしょう。
今までの実績はエクセルでまとめられてる
ちなみにこの情報、ちゃんと調べれば資料は全て開示されています。
下記リンクは年金積立金管理運用独立行政法人。通称GPIFのホームページ。
グラフや図などもあるのでとにかく分かりやすい。見易い。包み隠してない。凄い。
投資ですので、もちろんプラスの場合もあればマイナスの年もあります。一国ですら株価を予測するのは困難ですので、こうした年別の実績を俯瞰的に見る事も重要でしょう。
やはり凄いですね。2001年以降の”累積”での結果は+95.3兆円であることも分かりました。
実際の運用割合はどんな感じ?
日本が儲かるなら、僕も投資する!という方は少ないかもしれませんが、この収益を上げた投資割合について気になりませんか?もちろんこれも先ほどのリンク内に載ってます。
わざわざ調べたくない方に、一言で記載すると、『日本債券・外国債券・日本株・外国株へ、それぞれ均等(25%)に投資を行っている』 これだけです。誰でもマネできますよね。
株式に伝統的に劣る債券にすら投資しているのは、個人的にはネガティブな印象です。皆さんは確定拠出年金やiDeCoで債券なんかに割いて無いですよね?
しかし、これでもGPIFは外国株式を増やしてきた方です。
2001年開始時点でのポートフォリオは、国内債券68%・外国債券4%・国内株式18%・外国株式10%(小数点切り上げ・その他切り捨て)でしたからね。
今後も株式割合は上がっていくのではないかなと推定しています。
日本ですら投資しているから投資しとこう
というわけで、今回は皆さんの年金がどのように投資されているかについて見ていきましたが、参考になりましたでしょうか。
参考ついでに、僕の確定拠出年金のポートフォリオと実績はコチラ。
仮に日本年金機構が、このポートフォリオで投資をしていれば、評価額は+45兆円でしたね。笑
あーあ僕に任せてくれれば+10兆円だったのにな、その内1兆円ぐらいバックしてくれれば良いのにな。どうですか、皆さんの年金を日本では無く、僕に任せてくれませんか?笑
投資が気になった人は、少しずつ勉強してみてはいかがでしょう。少なくとも、投資を始めた際に僕のような怪しい人に資産を預けるような愚行は避けられるはずですよ。
それでは、また。