21/5/13のロイターの記事より抜粋。
米国の物価が予想以上に伸びたことで米連邦準備理事会(FRB)が早期に金融政策 を引き締めるとの不安が高まり国債利回りが急上昇。世界的に株価が下がった。
ロイター 5/13欧州市場サマリー
株の値上がり値下がりは自然的に発生するもので、理由自体は後付けです。
Aだから値下がりしました。なのではなく、値下がりした理由はAとも言える。というのが正しい表現方法だと思いますが、それだと記事的にカッコがつきませんもんね。
そんな事より株価が下がっている
理由なんかどうでも良いのですが、皆さんにとっても僕にとっても、株価が下がると資産が減るという大きな問題が発生します。
投資は余剰資金で。なんて言いますが、誰しも失って良い余剰資金なんてありませんよね。逆に余剰資金なんて無いからこそ投資をしているんです。
先週時点での僕の資産状況はこちらです。+28万円ですね。
そして今日の評価額がこちら。
28万円程度あった含み益が20万円まで急降下しています。旅行もしていないのに。家電も買っていないのに。どうしてこんな目に合わなければいけなのでしょうか。
8万円あったら、スタバのカフェミストにホワイトモカシロップ追加のトールサイズが200杯も飲めます。
まずは焦らない
投資をしていると往々にしてこのような状況に遭遇しますが、この時に投げ売りするのは最悪の結末以外に何も待っていません。
株をやったことがない人でも、株は低いときに買って高いときに売れば儲かるものだと知っていますが、この局面で売りに走る人も多いですね。
短期的な売買を繰り返すデイトレーダーであれば話は変わりますが、僕のような10年以上後まで保有する長期投資家にとっては些細な事です。落ち着いて構えましょう。
そして客観的に自分を見る事が大事になります。
客観的な指標で安心感を得る
ここで使える指標が、VIX値というものです。
VIX値とは、ボラリティインデックスの略で、取引所の変動幅や値動きの激しさを表すものです。
基本的にはマイナス方向の値動きに大きく影響されるために、別名恐怖指数などとも呼ばれています。
投資家の不安感が高い売買が行われていると数値が上昇します。
通常は10~20程度となりますが、20を超えると景気悪化懸念・30を超えると連日ニュースで取り上げられるような暴落となっている事が多いです。
5/12(シカゴ)のVIX値は27を上回りましたので、多くの投資家が不安を感じていることが分かります。
株の値下がりは、株のバーゲンセール
このように自分の資産額だけではなく、客観的な数値も確認することで市場がどんな雰囲気なのか感じる事が出来ますし、冷静になる一助になります。
誰もが高揚感で浮かれているときには株価は上昇し続けますが、不安材料があると値下がりします。そして値下がりした時は、バーゲンセールのように株を安く買う事ができるのです。
投資家が不安を感じている状況=買い場とも言えます。
これからも短期的には更に株価が下がっていく可能性はあります。しかし過去の長期的な推移では株価は右肩上がり。今後も長期的には株価は値上がりし続けると考えていますので、こういう場面でコツコツ買う事が将来への種になるかなと思ってます。
来週更に泣いてるかも。
ここまで読んで頂きありがとうございました。
それでは、また。