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どうも、とみです。
先日、なけなしのお小遣いで、日本株を購入しました。
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日本の株は基本的には100株単位でしか購入できないため、投資をする際は少しまとまったお金が必要な事が多いです。給与2か月分くらい。。。
購入直後は調子が良かったのですが、購入から10日程度で含み損という状況です。
日本株は値動きでなかなか利益が出ないご時世(30年間)ですね。
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日経平均ここ1ヵ月の推移
4月からの3か月間でも日経平均はほぼ横ばいという状況
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一方で、米国株の主要指数であるS&P500はというと・・・順調に右肩上がり。
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短期で見ても差があります。
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こちらにもある通り、S&Pの時価総額の1/4近くを占めるハイテク株の牽引により、日経平均との差も拡大していると見て良いでしょう。
比較がちょっと微妙だった
ここまでで記載してきた日経平均とS&P500の比較。実はあまり良い比較ではありません。
日経平均株価とは
日本経済新聞社が東京証券取引所第一部上場銘柄から市場流動性の高い銘柄を中心にセクター(業種)間のバランスに考慮して選定し、年に1回定期見直しを行う。
全構成銘柄の修正株価(みなし額面で旧50円額面水準に修正した値)を、指数の連続性を保つために調整された除数で割って求める。
野村証券 証券用語解説集 より
簡単に言うと、225銘柄の”株価”を基準に算出しているものです。
一方でS&P500の場合は、
米国で時価総額の大きい主要500社で構成する時価総額加重平均型の株価指数。S&Pダウ・ジョーンズ・インデックスが算出・公表しており、ニューヨーク証券取引所(NYSE)、NYSE American、NASDAQに上場している銘柄から選出される。1941年から1943年の平均を10とし、構成銘柄は定期的に見直される
野村証券 証券用語解説集 より
こちらも一言で表すなら、“時価総額”を基準に算出を行います。
この2つには大きな差があり、日経平均の場合は株価の高い銘柄の影響を強く受ける一方で、株価の低い銘柄の価格が上下したところで、さして影響はありません。
このため、会社の規模ではなく、株式発行数(浮動株)の少ない会社ほど大きく日経平均に影響を与えている場合もあります。ユニクロのファーストリテイリングなんかが代表的な値がさ株(価格が高い株)ですね。
日経平均ではなくTOPIX(東証株価指数)がベター
S&P500と比較を行うなら、どちらかというと”時価総額”基準である『TOPIX』と比較する方が良い比較が出来るでしょう。
指数についてはいろいろな算出方法があり、どちらにもメリット・デメリットがありますので、比較する際には、どの算出方法で出されているのか、内容についてはよく確認しましょう。
最後にTOPIXの3ヵ月推移です。
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いや、全然変わらねえな。やっぱ日本株ダメだわ。
それでは、また。