どうも、とみです。
僕は昔からわりと昆虫が好きでした。
中でも、アリは見ていて飽きません。アリの巣を見ていると、中はどうなっているんだろうと凄く気になります。
アリのコロニーを展示していた多摩動物公園には是非とも行ってみたいなと思ってました。
ハキリアリの女王アリ、死す
そんな中、こんなニュースが。
どうやら、ハキリアリの女王アリがお亡くなりになったようです。
アリの巣で子孫を残せるのは、女王アリただ一匹のみですので、女王アリが無くなった時点でそこに暮らす数万匹のアリたちのコロニーは崩壊を迎える事になります。
あえてこの様子を公開
しかし、このニュースでポイントなのは、女王アリが亡くなったので、展示を辞めます。という事では無く、あえて展示を続けます。という点です。
コロニーが成長していく時には、巣が大きくなっていくように、新しいアリが生まれなくなると巣はどんどんと縮小していきます。
また、巣の大きさだけではなく、アリの巣の運営も崩壊していきます。
アリは分業制度を取っている
働きアリの中でもハキリアリは様々な仕事を分業しています。
他のアリと同じく、女王アリやその卵の世話をする業務から、ハキリアリ特有の葉っぱを切り取る業務、それを巣に持ち込み菌類を繁殖させる農家のような業務・・・などなど、非常に面白いですよね。まるで人間の社会のようです。
どの仕事もコロニーの中では無くてはならない仕事ですが、これらのバランスが崩れていくことで、突如として運営がままならなくなるようです。
こういった、言わば社会構造の崩壊のようなものも観察できるようですね。
アリは仕事が嫌にならないのか
ところで、アリの中にも人間のような動きをする子もいるんでしょうか?
小さな巣から、大きな巣に移って、やっぱ大手はホワイトだよなーとか呟いてみたり。
逆に、大きな巣の歯車の1つとして働く事に無力感ややりがいを失って、自分のスキルを試すためにフリーランスみたいな事してみたり、、、
意外と、何も考えていないようで、昆虫も生き残りのためにいろんな進化をするため、今までにいろんな挑戦をしてきた個体がいるのかもしれませんね。
いや、そもそも葉っぱを切って、それに菌を繁殖させようなんて考えた個体がいたんですもんね。最初は皆から馬鹿にされてたかもしれませんね。そんなもん食えねえよみたいな。
でも今ではハキリアリの名前の由来にもなるほどとは。歴史上の偉人と肩を並べそうですね。笑
考えると、アリ、面白い。
まさか、このブログを最後まで読んで、これを買う人はいないと思いますが、リンク貼っときます。
それでは、また。