投資歴3年の僕ですが、これまでにビットコイン・為替・株・債権などなど今までにいろいろと経験してきました。
2021年には客観的に自分の資産管理方法のレベルを図るためにFP試験にも挑戦し、無事に資格獲得に至りました。
そんな僕ですが、20代前半の頃はまったく資産運用に興味がありませんでした。
なんとなく怖いイメージと、正直そこまでお金に困っていなかったのが理由です。
資産運用に興味を持ったのは、実家を出てから!
考え方が変わったのは、自立した生活を送るようになってから。特に、実家を出たタイミングで出費が爆増した事が原因です。
といっても、あったお金はわりと使っていたので、正直言うと無駄遣いできる費用が少なくなったという感覚でしたが笑
生きるために必要なお金って想像以上に多い・・・と20代半ばになってようやく気付きました(笑)
大学卒業後、当たり前のように右習えでサラリーマン生活を送ってきましたが、1日の大半の時間が労働というものに、大きく割かれることに違和感を覚えました。
これを変えるため、まずは労働と資産運用による資産額の向上。次に資産運用のみに絞り、サラリーマンを辞め余暇を手に入れる。という2つのステップを達成する取り組みを開始しました。
そして勉強と実践を繰り返し3年、自分の中の資産運用方法について、ある程度考えがまとまったので下記にまとめようという所までようやく来ました。
おススメの資産運用方法
前置きが長くなりましたが、僕の3年間での、資産運用における考え方を、何も知らなかった時の自分向けにまとめておきます。
まず、真っ先に結論。
資産運用を行うなら、株へのインデックス投資で長期運用をする。投資先は米国株。
これが伝統的に見て最適解。
ここ数年は特に素晴らしい動きをしていますが、過去30年ほどのチャートを遡っても、この考えで資産運用する事で、資産は安定して増えていくことが証明されています。
しかしながら、投資をした事が無い人には聞きなれない言葉が多いかもしれません。
一つ一つ説明していきます。
はてなが多い人へ丁寧に説明
そもそも株って怖いし、危なそうじゃない?
怖いというイメージを持っている方は、逆に現金の価値に重きを置きすぎています。この考えに固執するのはリスクが高いです。
現金の価値(特に日本円)が不動との考えを持っている方。あなたが持っている1万円。将来、千円の価値になっている可能性は大いにありますし、現に世界ではそのような国があるのです。アフリカのような中小国だけじゃないですよ?
例えばトルコの通貨トルコリラ、毎年10%弱インフレしてます。
簡単に言うとこういう事です。15年前に100万円分のトルコリラを銀行に貯金したとします。これが、2021年の今、どうなっていると思いますか?
なんと価値は16万円です。銀行に預けておいたのに、価値は減ってるんです。笑
他人事ではありませんよ。正に、日本は、国を挙げて毎年インフレさせようとしています。この説明は難しくなるので省略しますし、昨年はうまくいきませんでした。仮にこの取り組みがうまくいった場合、あなたの銀行の100万円は、数字こそ変わりませんが、来年98万円程度の価値になるんです。
日本円でしか資産を持っていないという事は、僕はリスクある事だと思っています。
インデックス投資ってなに?
インデックス投資とは、自動的に様々な株に分散投資をしてくれる投資法の事です。株を始めるとなると、企業の分析をしなきゃいけない。難しそう・・・となりますよね。大丈夫です。そんなものは運用会社がやってくれます。
素人の個人が企業をどれだけ分析したところで、値動きは読めません。企業の不祥事なんて読めませんよ。伝統的にある業界に許容されてたことが、世間に明るみになって大バッシングになる事もありますよね。いつどんな事象が問題として取り上げられるかなんて読めないんです。
また、なぜ分散投資をするのかという理由ですが、個々の企業の株価は日々上下しています。もちろん倒産する会社だってあります。そんな中、全ての会社の株価を平均化すると、株が誕生して以来、右肩上がりとなっています。投資は一つの会社に投資するのではなく、全体に投資するのが重要なんです。
しかし1個人では、無数の会社の株を全て買うことは不可能です。最低購入額があるからです。インデックス投資なら多数の投資者から集めた資産を投資してくれるので、自分の投資できる金額で、全体に投資が出来るんです。
なんで長期なの?今すぐお金増やしたい!
先に述べた通り日々の企業の上下は読めませんし、短期での上下は猶更読むのが難しいです。
数か月・長いと年単位で見ると下がる時期もあります。しかし、3年程度で見ると、ほぼ右肩上がりとなっています。ここ30年程度の実績で最も景気後退の局面が長かったITバブル。不景気期間が3年ほど続きました。逆に言えば、3年ほど運用資金として置いておけば資産は増えています。
また、この時はコツコツと投資をし続けられる好機とも言えます。
米国株?外国怖い。まずは日本株の方が安心そうなんだけど・・・
米国株を進める理由は2つ。
1つ目はリスクの分散。そもそも日本企業で働いているという事は、日本に大きく依存していると言えます。日本の円で収入を得て、日本の円で貯金をして、日本で生活を行う。
仮に日本の信用が大きく損なわれ、企業の経営状態も悪化するとなると、あなたは収入・貯金・生活すべての水準を大きく損なう事になります。この点、米国株を保有する事は、この場合のリスクを下げることに繋がります。
2点目が先ほど挙げた、日本の経営状態。実はもう悪化している。という事です。不安を煽るわけでは無いですが、客観的に日本の企業の経営状態は相対的にアメリカや中国と比べ伸び率が大きく乖離しています。
今GAFAMと戦える日本の企業ありますか?テスラという自動車会社たった1社の時価総額が、日本のお家芸と言われる大手自動車メーカー全ての合計金額を上回ったと知っていますか?
日本の経済の伸びとアメリカの経済の伸びは段違いです。どんな方法でもよく、安定して資産を増やしたい。という目的の場合は、これまでのチャートから見て米国株が抜群です。
また世界的な不況へのきっかけとなった、同時多発テロやリーマンショック、直近のコロナショックなどの経済危機に陥ったとしても、すぐに以前の水準を軽く凌駕する上昇傾向となっています。仮に10年前に一括で米国株にすべての資産を変えておいた人は、
今、貯金額が3倍になってます。これは流石に、伸びすぎとも言えますが。
現在は、一昔前と異なり、スマホさえあれば日本株と同様に米国株も、まるで楽天で物を買うかの如く購入できる環境にあるという事実。ほんといい時代です。
これらの理由から、僕が過去の自分や、資産運用の初心者、特に若年者層20代から40代に向けて投資を進めるなら米国株インデックスに資産中心で資産を保有しておきましょう。と言います。
・・・といっても、投資経験のない人からすると、
まるで壺を買わされるような気持ちになっているのだろうと思いますが。笑
資産運用に興味は持てた。で、一体いくら儲かるの?
ここまで読んで頂いたのにごめんなさい。断定は出来ません。
ただし、僕のおススメする方法の見込み値であれば紹介可能です。
配当額は毎年4%程度かなというイメージです。仮に100万円預けたら、毎年4万円資産が増えるような想定となってます。もちろん良い時もありますし、悪い時もあります。ちなみに去年は良すぎて100万円で10万円資産が増えるようなおかしな環境でした。
少ないですか? でも、仮にコツコツと資産を米国株投資へ回していき、3000万円資産が築ければ投資に回すだけで配当は年間120万円。
持ち家があれば、10万円/月の収入ですから、資産を減らさずに資産の自動的な増加分だけで生活ができるというわけです。偉大だ。。。フリーダム。ここが目標。
そもそも投資に回すお金が無い方へ
投資のいいところは、小額から自分のペースで徐々に出来るという所。
僕の例に挙げた米国株インデックスでおススメな、VTIという銘柄は
1単元2万円から購入できます。
例えば3000万円なくても、仮に1500万円投資に回せば、5万円/月の収益なわけです。そうなれば年収は大きく下がるけど、週休4日ある企業に転職する。という選択肢も増えるわけです。
500万でも大丈夫です。月に1,2万円の配当ですが、これがあれば毎月の食費代が半額ぐらいになりませんか?
余暇や使える資産が増えれば新たな取り組みも出来ますし、更に好循環が生まれます。
是非、自分に合った資産運用方法で資産形成に取り組んでみて下さい。
ここまで読んで頂き、ありがとうございました。