CWEBの構成銘柄をまとめてみた(2023年8月)

どうも、とみです。

最近、中国中国うるさいですが、CWEBに投資してた人たちが一昨年から去年くらいまで大量に発生していたんですが、そういう方たちも去ってこの界隈が静かになってきたので、非常にチャンスを感じています。

ネットでCWEBとか検索かけてもなかなか2023年の記事ないですからね。

完全に落ちるナイフならぬ、落ちたナイフ。あとは拾い上げるだけ。

・・・と盲信は禁物。

というわけで、今回はCWEBの2023年8月時点での構成銘柄と、各企業を確認しておきましょう。

僕の記事は公正公平を心掛けているので、情報元もしっかり記載しておきます。

で、URLを確認する人なんてどうせ皆無でしょうから、下表に重要な銘柄をまとめました。丁寧に主要事業も併記しときます。

さて、ここからは各企業の概要とフォーサイトを備忘録としてまとめときます。

Tencent Holdings

事業の概要: Tencent Holdingsは、中国を代表するインターネット企業であり、主にインターネットサービスとソーシャルメディアに重点を置いています。WeChat(中国の主要なメッセンジャーアプリ)やQQ(インスタントメッセンジャーサービス)、オンラインゲーム、デジタルコンテンツ、決済プラットフォームなど、多岐にわたる事業を展開しています。

見通し: Tencentは持続的な成長を遂げており、急速なデジタル化の進展とともに更なる成長が期待されます。ソーシャルメディアやオンラインゲーム、フィンテックサービスなど、多様な事業においてリーダーシップを維持することが、今後の戦略的な目標となるでしょう。

特に直近ではWeChatと他社アプリとの連携にも力を入れているようです。結局LINEしかりWeChatしかり、普及した後は他との連携に舵を切るしか無いですよね。僕としてはチャットアプリは広告なども消してそれ単体でサクッと使いたいんですが、これはもう仕方ない部分ですね。

Alibaba Group

事業の概要: Alibaba Groupは、中国最大のオンラインマーケットプレイスであり、電子商取引のリーディングカンパニーです。Taobao(個人向けC2Cマーケットプレイス)とTmall(ブランド向けB2Cプラットフォーム)などのオンラインプラットフォームを展開しています。また、クラウドコンピューティング、デジタル決済、ロボティクス、AIなどの分野にも進出しています。

見通し: Alibabaは急速な成長を遂げ、中国市場だけでなくグローバル市場でも影響力を持つ存在となりました。今後はクラウドコンピューティング、国際市場への進出、デジタル経済におけるイノベーションなどが重要な成長の要因となるでしょう。

Amazonとは違って、楽天とかYahooショッピングみたいなモール型が主軸。純利益は3兆円。アマゾンが4.3兆円という事を考えると馬鹿に出来ない大きさですよね。

ちなみに、楽天は-1,338億円(笑)・・・日本企業はつらいなあ~


Meituan

事業の概要: Meituanは、中国最大のオンデマンドデリバリーサービスおよびレストラン予約プラットフォームとして知られています。ユーザーはMeituanのアプリを通じて食品、飲料、日用品などを注文できるだけでなく、レストラン予約や映画チケットの購入などのサービスも提供しています。

見通し: 高い人口密度と便利なオンデマンドサービスへの需要が続く中、Meituanはさらなる拡大が期待されます。同社は積極的に新しいサービスや分野への進出を行い、配達エリアの拡大やテクノロジーの改善により顧客体験を向上させることが戦略的な重点となります。

ウーバーイーツ的なサービスに食べログ的要素もついてるみたいな感じでしょうかね。実際に使った事が無いのでこれは適当。テンセントが15%株式保有しているので、テンセントに投資してるならポートフォリオが更に固まるのがネック。

Pdd Holdings Inc

事業の概要: Pdd Holdings Incは、中国の主要なオンラインショッピングプラットフォームです。グループ購入型のマーケティング手法を特長としており、ユーザーは友人や家族と一緒に商品を購入することで割引を受けることができます。

見通し: Pdd Holdingsは、個人のニーズに合わせた個別化されたショッピング体験を提供することで、多くのユーザーを獲得しています。今後はより多様な商品カテゴリーの拡充や、ユーザーの忠誠心を高めるための顧客サービスの向上が成長に寄与するでしょう。

2023年3月にGoogle Playからマルウェアの疑いでアプリ停止に追い込まれてるのは辛すぎるな。とはいいつつ、実は中国ではアリババを超えて利用者がNo1となった・・・らしい。 地方でのシェアが拡大傾向らしいけどその分、販売物の治安が悪め。盗品とかもあるとかなんとか。

Baidu

事業の概要: Baiduは、中国最大のインターネット検索エンジンとして知られています。また、自動運転車技術や人工知能分野にも進出しており、AIによる音声認識や自然言語処理などのテクノロジーを開発しています。

見通し: Baiduは、デジタル広告ビジネスを中心に安定した収益を上げています。今後はAI技術を活用した新たなサービスや製品の開発が進められると予想され、特に自動運転車技術分野では競争が激化しています。

中国版Google。中国の検索で首位。中国旅行行ったら、VPN繋がないと百度(Baidu)にお世話になる事になります。まぁそれ以上でもそれ以下でもない。利益は意外にも2,000億程度。意外に少ない。

Netease Inc

事業の概要: Neteaseは、オンラインゲーム、音楽、eコマース、オンラインメディアなど、幅広いデジタルコンテンツとサービスを提供する会社です。特にオンラインゲーム分野では、国内外で人気のタイトルを多く展開しています。

見通し: Neteaseはデジタルエンターテイメント業界において競争力を維持しており、新作ゲームのリリースや海外展開が引き続き注目されるポイントです。また、音楽配信やeコマース分野でも成長が期待されます。

2017年には、アメリカのマーベルとコラボしていく事で合意したり、日本の越境EC事業を拡大させたり、うまいこと舵を切ってそうな雰囲気はある企業。

日本人になじみが深いのは、一時期結構CMしてた荒野行動とか。

Trip.Com Group

事業の概要: Trip.Com Groupは、中国を代表するオンライン旅行予約サービスプロバイダーです。航空券、ホテル、パッケージツアー、観光アクティビティなどの予約サービスを提供しています。さらに、海外市場にも積極的に展開しており、グローバルな旅行需要に対応しています。

見通し: 世界中で旅行産業が回復し、観光需要が増加する中で、Trip.Com Groupは拡大を続けるでしょう。特に海外旅行市場において、グローバルなネットワークを活用してさらなる成長が期待されます。また、旅行のデジタル化やユーザーエクスペリエンスの向上に注力することが重要な要素となります。

中国旅行する際に、事前にこのアプリでホテルの予約とか観光地のチケット買ったりとか出来て結構使い勝手良かったのにおどろいた。

しかもどういう仕組みか分からないけど、ホテルが直販より安かったりする場合がある。おそらく確保してる部屋を投げ売っていたんだろうけど、ユーザー目線ではGood。企業としては利益上がらないやり方だからBad。

JD Health International

事業の概要: JD Health Internationalは、中国の主要なオンラインヘルスケアプラットフォームです。オンライン診療や処方薬の配送、健康相談など、幅広いヘルスケアサービスを提供しています。JD.comグループの一員として、電子商取引の力も活用しています。

見通し: ヘルスケアに対する関心の高まりとともに、JD Health Internationalは成長を続けています。オンライン診療や薬剤の配送などの便利なサービスは、特に都市部において需要が増しています。今後は健康ツールやプラットフォームの強化により、より多くのユーザーに利用されることが期待されます。

コロナで波にのって、そのまま医薬品・漢方薬のECプラットフォームとしてそこそこの規模に成長してるらしいが、使った事無いので分からなすぎる。日本でいうと・・・なんだろ・・・

Full Truck Alliance Class A

事業の概要: Full Truck Alliance(FTA)は、中国のトラック配送のデジタルプラットフォームとして知られています。トラック運送業者と荷主をマッチングし、効率的な物流サービスを提供しています。グループの一員として、配送産業の効率向上に寄与しています。

見通し: 物流業界のデジタル化が進む中、FTAは急成長を遂げています。中国の経済成長とともに物流需要も増加しており、より効率的な物流ネットワークが求められています。FTAはテクノロジーの革新やネットワークの拡大に注力し、物流産業における主要プレーヤーとしての地位を強化しています。

トラック版のUberらしい。日本における赤帽的なもののIT化が進んだVer?

JD.com

事業の概要: JD.comは、中国最大のオンライン小売企業であり、電子商取引においてAmazonに次ぐ規模を誇ります。幅広い商品カテゴリーを提供し、高品質な商品と迅速な配送サービスが顧客に高く評価されています。

見通し: JD.comは急速な成長を遂げ、国内外で顧客基盤を拡大しています。今後はクラウドサービスやAIを活用したデジタルトランスフォーメーションが重要な成長戦略となるでしょう。また、新興市場への進出や国際的な展開も成長を加速させる要因となります。

またもテンセントグループ。EC市場でTmallに次ぐ第二位のシェアを誇る。AlibabaのTmallに対してテンセントのJD.comってイメージですね。ただしテンセントグループだけあってWeChatとの連携がスムーズという強み有り。

今回の紹介は上記10社としときます。 ちなみにこれらでCWEBの6割の構成比率を占めています。これからどう伸びていくか期待ですね。

それでは、また。

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