どうも、とみです。
FOMC(米連邦公開市場委員会)が10月31日-11月1日に会合を開いており、今後の政策金利動向に関して話し合いがなされました。
11月21日にこの議事要旨が公表されました。
ちなみに会議から公表まで3週間近く要しているのは、この公表事項の精査が必要だからです。会議の要約や秘匿部分をどうするかなど慎重に決定する必要があるようです。
多くのサラリーパーソンは議事録取るのめんどくせえなあと思っているでしょうが、FOMCの議事要旨の公表内容を決めるのは、これの100倍めんどくさそうですね。
もうええやろ、そのまま公表すれば。
さて、それは置いといて多くの労力が注ぎ込まれたFOMCの議事要旨の公表内容はどのようなものだったのでしょうか?
まずは、Google で 「FOMC minutes」と検索しましょう
え?「FOMC 議事要旨」で検索すれば分かりやすいじゃんって?
確かに、今のGoogleはトップニュースのセンスも良いし、一目で各社の見出しが並べて表示できるから楽かもしれません。でも情報の取り方って本当にそれでいいんですか?
会社でも、なぜこう考えたのか上司に聞かれたときに、「〇〇さんがこう言ってたんで・・・」みたいに真偽不明な情報リソースを答える出来の悪い社員が1人や2人いたことでしょう。まあ僕も調子良い人種なのでこっち側の人間なんですが。
でも、自分の資産をあり方を左右する投資というものにおいては、正しく一次情報にあたるクセはつけておいた方がいいです。適当にやっても出来ちゃうサラリーマンとは切り分けましょう。
まぁなんとなく、現状維持みたいな何も決まって無いような話だったのかなと当たり付けで使うのはいいのかもしれないですが。
ってなわけでだらだら書きましたが、FOMC minutesで調べればどんなアルゴリズムを積んだ検索エンジンでもきっとFOMCのstatementが見れるページが先頭に表示されます。
少しスクロールするとありましたね。
Minutes読もうと思ったけど面倒くさいから路線変更。Statementにしよう。HTMLで開きましょう。
英語が苦手な方は、このままChatGPTに貼り付けましょう。訳して。とだけ付け加えれば秒殺です。
というわけで以下が一次情報(に限りなく近いもの)です。
最近の指標によれば、三半期にわたる経済活動は力強いペースで拡大しています。雇用の増加は年初から緩やかになりましたが、強力なままであり、失業率は低水準を維持しています。インフレーションは高水準のままです。
アメリカの銀行システムは健全で強靭です。家計や事業に対する金融および信用状況の引き締めが、経済活動、雇用、およびインフレーションに影響を与える可能性があります。これらの影響の程度は不確かです。委員会はインフレリスクに高い注意を払っています。
委員会は、長期的に最大の雇用と2%のインフレ率を達成することを目指しています。これらの目標を支援するため、委員会は連邦基金目標利率の目標範囲を5.25%から5.5%に維持することを決定しました。委員会は追加情報とその金融政策への影響を引き続き評価します。インフレを長期的に2%に戻すために適切な追加の政策引き締めの程度を決定する際に、委員会は金融政策の累積的な引き締め、金融政策が経済活動とインフレーションに影響を与えるタイムラグ、経済および金融の動向を考慮します。さらに、委員会は、先に発表された計画に従って、国債および機関債・機関抵当証券の保有量を減少させ続けます。委員会はインフレを2%の目標に戻すことに強くコミットしています。
金融政策の適切な方針を評価する際、委員会は経済の展望に対する入ってくる情報の影響を引き続きモニタリングします。委員会は、委員会の目標の達成を妨げる可能性のあるリスクが発生した場合、金融政策の方針を適切に調整する用意があります。委員会の評価には、労働市場の状況、インフレ圧力と期待、および金融および国際的な動向を含む幅広い情報が考慮されます。
金融政策アクションに賛成したのは、Jerome H. Powell(議長)、John C. Williams(副議長)、Michael S. Barr、Michelle W. Bowman、Lisa D. Cook、Austan D. Goolsbee、Patrick Harker、Philip N. Jefferson、Neel Kashkari、Adriana D. Kugler、Lorie K. Logan、およびChristopher J. Wallerでした。
え?最近の若者はこんな長文読めない? であるならやむないですがChatGPTに要約してもらえばいいです。
アメリカの経済は強い成長を続けており、雇用市場は強力なままですが、インフレが高い水準にあります。連邦基金目標利率は現状維持で、金融政策の適切な調整を検討中で、インフレ2%目標に向けたコミットメントが強調されています。
要約結果 ChatGPT
ま、一言で言うなら現状維持ですね。ただ例えばインフレ2%目標といた重要な指標も提示されていますので、こういった定量的な情報も得ておくべきでしょう。
さて、ここまでは単なる情報ですが、ここからが私見です。二次情報です。
おいおいおい5%維持ってなんやねん。やばすぎやろ。米国ドルで仮に100万円分持ってたら来年には105万円分になるって?どうなってんだよ。どおりでバークシャーハサウェイの金利収入が配当を上回るわけだよ。どおりで円が全く人気無いわけだよ。ヘイジャパニーズピーポー引続き円安おつかれさまでーっす!ってか?
買えねえよ。なんも買えねえよ。米国産の牛肉も、チリ産のサーモンも、欧州産のチーズも、なーんにも買えねえよ!!!
チリと欧州は関係ねえか。八つ当たりしてごめん。
いや本当に買えないわけではないよ?でも数年前から価格が1.5倍とか2倍になってるものって、なんか買えねえだろ!消費財ってそういうもんなんだよ!!とにかく金利高すぎなんだよ!!おかしいだろお前ら!!!ファッキンアメリケン!!!!
・・・続かねえだろ。
知ってんだよこっちは。
そんな政策金利、何年も続かねえって知ってんだよ!!!!!
と言うわけで僕は思いました。FOMCの強気発言もこの辺が潮時だろうと。次回あたりからそろそろ金利下げてくるんじゃねえかと。
さて金利が下がれば上がるものは何か? そう債券ですね。自明です。
これは株価の値動きみたいに不透明なものとはわけがちがいます。絶対に絶対に上がります。そういう仕組みなのです。
僕は債券みたいな株に比べてインパクトがない紙切れに今までは興味なかったばかりか、保険商材の次くらいに批判してたくらいなんですが、絶対に上がるとなれば何となく気になります。
でもって、最近気づいてしまいました。債券にもレバレッジがかけられるという真実に。
債券に投資しない理由は吹き飛びます。円安でドル転しにくい、株に比べて値動きが悪い。 大丈夫。レバレッジ3倍という悪魔がそんなお悩みちょちょいのちょいです。
さてその債券ETF3倍レバレッジウルトラハイパー年末ジャンボ宝くじですが、直近の値動きこのようになっております。
20年3月9日につけた58ドルから悪夢の転落、23年の10月23日には3.83ドルをマーク。なんてクレイジーなんだ!!!
ですが、金利が下がれば間違いなく戻します。金利は下がります。
本当ですか?なぜか政策金利が0.25%維持だった20年-21年の時期もTMFの株価は下がっているようですが?
ええいうるさい!というわけで25万円分5ドルで買い入れました。
ちなみに、このレバレッジ株で怖いのが償還ですが、直近にコーポレートアクションのアナウンスが出ており、10株を1株とすることで株価を上げるようです。償還は先延ばしにできたと見て良いのではと考えています。
さーて、この前遊びで買った中国ハイテクアメリカに負けるな頑張れ習近平国家主席ジャンボの25万円分も、まだ花咲いていないのでかなり怪しいですが、こっちこそ当たりますように。
どっちが儲かるか勝負や!!!!かかってこい妻夫木部長!!!!結果は抽選日と同じ12/31に一旦開示といきましょう。
完全ギャンブラー思考。
それでは、また。