年収1,000万円あればなあ。
なんてのは、誰もが一度は考えたことがあるのでは無いだろうか。
実際にサラリーマンになってみると、この年収1,000万円という数字は、なかなか苦労無しには手に出来ない金額であるということが分かる。
僕の場合、新卒で一応法律上は大会社と区分される物流企業にいたのだが、働いているうちに一生かかっても1,000万円なんかに届かないということが判明してしまった。
年収は日本の平均的な企業ぐらいだったのだけど、そんな年収では僕の思う普通の生活すら出来ないということも分かってしまった。
しかもめっちゃきついし。仕事って。
生活費や家賃に給与は消え、ボーナスで不足分を補填する日々。投資なんて夢。一発逆転を狙った仮想通貨で大失敗。最後のは余計か。
そんなわけで、1,000万とは言わないがせめてもっと楽な生活ができるようにということで年収を上げるべく考えていました。
30歳でようやく年収700万円のオファーを受け現職へ転職。今年度は顧客の事業も絶好調だったり、思いつきで行動する僕の性格との親和性も高かったこともあり、波に乗ってノルマ達成率は130%。営業雑魚すぎだな。もっと早くから営業職やっときゃ良かった。
そんなこんなで、次年度はおそらく50万円程度はインセンティブつくから年収750万円は硬いんじゃ無いかな〜。運がよけりゃ800万円行っちゃうかもな〜。会社の業績もいいしね〜。
でも、超大手優良企業のエリート戦士達って、30歳1,000万円稼いでるよね。
商社、コンサル、製薬、メガバン、証券あたり。
幸せな人生を送るための秘訣は足るを知ることだけ。
人生を幸せに送るための方法はただ一つ、足るを知る。ということはもう分かっちゃいるんですが、この何かと比べる事による劣等感みたいなものが、ここ10年ぐらいの僕の人生を牽引する原動力になったのも間違いないわけで、そう考えると本当にここで足りちゃっていいのかな？というのは考え所なわけです。
劣等感とは程よく付き合っていくのが大事。頑張らないってのはいつでも出来るわけでね。
もちろん逆に劣等感を抱えすぎると無力感みたいなものに苛まれて大変なことになります。
僕自身２社目では圧倒的に仕事は出来るけど超モラハラな先輩社員にボコボコにされて精神科行こうか死ぬほど迷いながら、でも鬱って甘えだからな。とか考えて行くのを躊躇い。
それで何かが良くなるわけもなく、帰ってベッドに顔を埋めながら1万回ぐらい仕事行きたくないとかって呟いてたこともあるので、本当にこの劣等感って感情は人を殺す力すらあるなって思ってます。
ゾルトラークです。
まぁだから繰り返しになるけど、この劣等感という奴とは程よく付き合うのが大事。
ってなわけでグダグダ書きましたが、あまりに劣等感に潰されそうになるのも辛いので、
今回は年収750万円でも、考え方一つでエリート戦士たちと実は同じ生活してんじゃね？っていう自分を甘やかすための足る方法を書いとこうと思います。この記事の方向感すごいな。それが営業で成功する秘訣かい？
実質年収1,000万円とするための考え方
名目GDPと実質GDPとかっていうけど、年収だってそういうの、あるんじゃない？
実質年収1,000万円。
どういうこと？
例えば、現年収は750万円程度であるのだが、普通ならかかっているお金がかかっていないと考えてみるというのはどうだろう。
確定拠出年金で年収60万円UP！
まずは、確定拠出年金36000円会社が投資してくれている。まあこれは退職金の代わりではあるのだけど、特に30年後に退職金という不透明なものが無くなっているかもしれない。
12ヶ月で50万円投資に回されている。しかしまだ甘い。確定拠出年金は国の「チョチクカラトウシへ」という合言葉のもとかなり有利な税控除を受けている。ゼロカロリーならぬ、ゼロゼイキンなのだ。そもそも投資するつもりであったと考えると2割マシ60万円。
田舎は家賃が安い！年収120万円UP！
次に家賃。僕は地方都市に住んでいる。今住んでいる家は築3年、駅まで徒歩8分。2LDK鉄骨だから静か。快適。お家賃は実に9万円。たっけー。
しかし考えてみて欲しい。この年収を稼げて地方在住というのは珍しいのでは無いだろうか。家賃9万円と見て、安い！って思った関東の方々に喧嘩を売っていきましょう。
もし関東で働いていたとして、23区避けても上記の条件だと17万くらいはかかってくる。
8万円かける12ヶ月 96万円。 確定拠出年金と同様の考え方で税金を加味するなら年収120万分のインパクト。
そんなのあり？どんどんいきましょう。
自動車持っていない！50万円UP!
自動車 持ってない。子供いるのに。そんな家なかなか無いでしょ？でもこれが大事なの。
税金、駐車場代、保険、車両価格、警察に捕まって罰金払う心配もなし。事故で尊い命を奪ってしまうリスクも限りなく低い。
もろもろ考えると中古車買ってたとしても年間40万円はいくよね。というかこのぐらいの所得の人が中古車で満足するとも思えないけど。
これも年収換算で税金考慮して50万円としときましょう。
美容院行きません。10万円UP!
髪の毛、自分で切ってます。嫁のも切ってます。毎月に平準化して、
僕：3000円かける12か月で36000円
嫁：5000円かける12か月で60000円
合計：ざっくり10万円
営業って身だしなみが大事だよね。なんか色々失ってそうだけど。ああでもノルマは達成してるからね。どんだけノルマノルマ言ってんだよ。多分来年は高いノルマ設定されて、見事に未達で撃沈して、ブログからノルマなんて単語が消えるんだろうよ。手に取るように分かるぞ。
実家近い！帰省費用やすい！30万円UP!
実家に近い 帰省費用がほぼかからない。
5万円×2人×2回(年) 20万円 25万円 税金考慮30万円としとこう。
それに、何かあったときに安心。何かって何なのかは分からないけど。
投資！儲かってしょうがない！30万円ぐらいUP!
株の収益(2024年開始時)
投資額500万円 なので5パーセントとみて 25万円
NISAだし、年収に置き換えると30万円。
全部の合計、年収換算300万円！
現年収750万円+300万円 実質年収1,050万円です。すごい！こじつけって凄い！
31歳でこれはすごいぞ！よくやってるよ。エリート戦士だ！！！
なんでそんな稼ぎたいのか
で、ここまで読んできた方は、年収1,000万円。はいはいうっぜー。つかどうせ税金とかでなんかすごく損したりしてるんでしょ？
とか思っていると思うんですよね。僕もこんな記事を読んだらそう思います。
だけど重要なことは、お金ってのは稼いで使うわけなんだけど、余剰分を貯蓄や投資にまわせるってことなんですよね。稼いで使ってはい終わり！では無いの。
この時間的な目線が非常に大事でね。
たとえば先に支出を固定しましょう。家賃で10万円弱、残り生活費で10万円強とする。1ヶ月の生活費は20万円で年間に使うお金は12か月で240万円となる。
ここから稼いぐお金を３パターン出してそれぞれの手のこりを見ていきましょう。
年収が500万円の場合は税引き後350万円が手残りで、先ほどの支出を引くと110万円が貯蓄や投資に回せる。投資した場合は、次年度以降5%の利益と見込むと、5.5万円を毎年生み出してくれる。
年収が750万円の場合は税引き後500万円で支出を引くと手残りは260万円。同様に貯蓄や投資に回せるし、投資で考えると同リターンで次年度以降は13万円を生み出してくれる。
年収が1000万円の場合は、税引き後750万円で手残りは510万円。この分を投資に回すことで、次年度は25.5万円を生み出してくれる。
年収を上げるということは、可処分所得の割合を上げることに直結し、これは投資額を増やすことにも繋がるので、めちゃくちゃ大事なのである。
1,000万円も稼いじゃ税金で損するなんて言う人がいるが、そんなものを遥かに超える速度で貯金及び投資ができるわけ。年収500万円の場合と1000万円の場合ではその差は5倍なんだよ。だから貧富の差は縮まらないんだよ。
貯蓄や投資をGOALとして考えるなら、年収500万円の人と年収1,000万円の人では5倍の速度で貯蓄ができるわけ、恐ろしい世界だね。
さて、そんなわけでモチベーションを上げながらも、お金をいかに早く稼いでおくべきなのかということを自分自身に再度理解させたところでそろそろ終わろうと思います。
まぁこれからも劣等感に潰されないように頑張りましょう。
それではまた。
