磁気帯びした腕時計を修理に出した話

あらすじ
嫁の電波腕時計の時間が、自動で合わなくなってしまったので
修理に出したところ、原因は磁気帯びでした。

修理を手配した際に、カスタマーサポートの方と数回やり取りをし
勉強になったので、今回はこちらの背景と終結までブログにまとめておこうと思います。

腕時計が故障する一因を知っておけば、今後の腕時計使用方法を見直せるかも。

嫁の腕時計について

壊れた時計は嫁の腕時計で、SEIKOのLUKIA(電波で時間を自動で合わせるタイプ）です。
ある日突然、時間と日付が合わなくなってしまいました。

この時計は確か、3年ほど前に、サンタさんが嫁にプレゼントしたものです。

ちなみに嫁が12/25の朝、ワクワクしながらこのプレゼントを開封したところ
時計に値札がついたままであったという残念な逸話も残っている。
我が家のサンタは詰めが甘い。

時計の説明

電波時計のため、基本的にリューズを巻いたり、時計を合わせる必要も無いタイプでした。

こんな雰囲気の時計。

突然の故障

そんな時計ですが、コロナ渦という事もあり、1年ほど押入れの中に眠っていたようです。
先日、夫婦でFPの試験を受ける際に時計を出したところ、いつまで経っても電波を拾わず、
時間が合いませんでした。

結局嫁は、バックアップ用の、ダイソーで購入した500円の時計を使っていました。
これはこれでGOOD！

SEIKOの修理センターへ発送

購入元に早速問い合わせを行い、時計を着払いで送付。
ちなみに、保証書は紛失しており、保証期間も過ぎているという
かなりこちらにとって不利な状況・・・笑

カスタマーサポートからの回答

こちらをご確認下さい。明細きました！！！

修理費・・・2万円！！
(なんとなく無料でやってくれるかなという期待は見事に崩れました。)

僕

いや、よくわからないけど2万円は高い

そしてこうも思いました。

僕

いや、なんでサンタが贈ったものの修理費を僕が払うんだ。。。

そうしてカスタマーサポートへネゴ開始・・・

数回のやりとり

そもそもなんで修理費かかるの？普通に使ってただけなのに。

お預かりのお品は、お時計の磁気帯びが1.11ミリテスラと強い磁気を帯びております。これはご使用環境に起因するものと判断しました。

1.11ミリテスラ？イーロンマスク？ブロークンウィンドウ？

僕

えっ磁気・・？なんか電磁波とか？でも変な事してないです！(語彙力)

電磁波ではありません。磁力が時計に残留してしまう事を指します。

磁気についての説明

ここでカスタマーサポートの方から、磁気についての回答をもらえました。
ブログに掲載していいのか分かりませんが、参考になったので転載します。

【磁気につきまして】
お問合せ②にて電磁波とのご指摘を頂きましたが、磁気帯びは電磁波ではなく
磁界に遭遇するで一部磁力が残留してしまう事を指します。
磁気や磁界は、磁石だけでなく多くの電化製品が発生源となっております。
強磁界に遭遇致しますと時計の運針や機能に不具合が発生する場合が
ございますが、対象物より5～10センチほど離していただければ、
磁力の影響が大幅に減少致します。
お時計を腕につける以外に保管される際にも、磁気製品にはご注意
下さいますようお願い致します。

《磁気製品例》※製品によって個体差はございます
・磁気ブレスレット
・磁気ネックレス
・スマホやタブレット端末のスピーカー部
・ノートPCスピーカーやハードディスク部
・磁石を使用したバックの留め金部
・オーディオ機器のスピーカー部
・交流電気式カミソリ
・磁石開閉式の棚扉
　　など

複数例を上げさせて頂きましたが、スピーカーなどは構造上どうしても
磁石そのものを使用いたしますので、近距離に近づけてしまいますと
磁石から発せられる磁力線に影響を受け、お時計が止まってしまったり
してしまうことがございます。